2月の献立(栄養科)
2月3日『節分』
新年を迎え1ヶ月が経ちますが、まだまだ寒い日が続きますね。2月に入ると『節分』があります。節分は、季節を分けるという意味で、「立春、立夏、立秋 立冬の前日」のことを指しますが、日本では室町時代頃から節分といえば立春の前日だけをさすようになりました。
さて、豆まきに使われるのは「大豆」です。みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどたんぱく質・脂肪・炭水化物の三大栄養素のバランスがよく、なかでも3分の1強を占めるのは、コレステロールを含まない良質なたんぱく質です。食物繊維やミネラル・ビタミン類も豊富に含まれています。大豆には骨粗鬆症の予防など役立つイソフラボンや塩分代謝など体のバランスを整えるために不可欠なマグネシウムがたっぷりと含まれていたり、現代人に必要な栄養素がバランスよく含まれているのが特徴です。日本の伝統食は、大豆やその加工品が多様に使われていますが、大豆の摂取量は減少する一方だそうです。生活習慣病や骨折を防ぐためにも、この機会に大豆を使ってご家庭でも食べてみてはいかがでしょうか!!(参考文献:日本栄養士会HP、AllAbouto)