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11月11日は『ピーナツの日』!!

畑から掘り出し、自然乾燥させた新豆が市場に出回るのは、毎年11月に入ってからの時期であり、ピーナツのおいしい季節でもあるんです。 「ピーナッツの日」は全国落花生協会が昭和60年(1985)に制定したんですよ。落花生は一つのカラに2粒の豆が入って“双子”であることから、“11”が二つ重なるこの日にしました。

疲れ・老化を防止して体をイキイキさせる成分がたっぷり!

落花生は、成分の50%近くが脂質です。その脂質には不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸が多く、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、動脈硬化を予防します。 また抗酸化作用をもち「若返りのビタミン」といわれているビタミンEも豊富で、体の細胞を丈夫にして老化や動脈硬化を遅らせる働きがあります。

たんぱく質を構成しているアミノ酸には「アルギニン」が豊富に含まれていて、血流を促進し美肌効果や老化防止に役立ちます。また、丈夫な骨を作るマグネシウムやカルシウム、味覚形成に必要不可欠な亜鉛などのミネラルも豊富に含まれています。

ビタミンB群が豊富なことも見逃せません。欠乏すると食欲不振・疲労・肩こり・イライラの原因となるといわれるビタミンB1は、体の中の糖質を分解してエネルギーに変えるとき欠かせないビタミンです。ビタミンB2は「美のビタミン」といわれ、皮膚に潤いをあたえます。ビタミンB3(ナイアシン)は、肝臓内でたんぱく質・脂肪・炭水化物などの代謝を助け、二日酔いを予防します。落花生は、これからの季節をイキイキ過ごせる成分がいっぱいなのです。

煎った落花生は、独特の香ばしさがあとをひきますね。じつは、形と風味をそのまま生かして食べるのは、日本独特の食文化なのだそうです。世界の生産量の半分くらいは、搾油用。アメリカなら、なんといってもピーナッツバター! ホームドラマで登校していく子供たちのお弁当バッグには、たいていピーナッツバターをたっぷり塗ったサンドイッチが入っています。

現代は 軟らかくてあまり噛まない食事が多いのですが、落花生をよく噛んで食べることは、あごの発達や歯並びだけでなく脳の働きも良くします。食物繊維もたっぷり。 食生活が乱れがちな忙しい方や成長期のお子さんのおやつにもぴったりですね。

*引用文献:tenki.jp(HP)