4月献立(栄養科)
今月の何の日(・・?
4月3日は『いんげん豆の日』です!!
いんげん豆を中国から日本へ伝えたとされる隠元禅師が1673年(延宝元)4月3日に亡くなり、それにちなんでこの日をいんげん豆の日としました。
隠元禅師は1654年に中国から招来され京都・宇治に萬福寺を創建し、いんげん豆を普茶料理(ふちゃりょうり)、いわゆる精進料理に使う材料として普及させました。
いんげん豆は若いサヤごと食べるものと、完熟した豆を食べるものがあり、白いんげん豆やうずら豆、とら豆はいんげん豆の仲間です。さやいんげんは味にくせがないので幅広く料理に使えたり、ちょっとした彩りにしたりなどとても便利な野菜です。種をまいてから3度収穫できることから三度豆とも呼びます。
栄養素のポイント・・・いんげんは、緑黄色野菜に分類されます。カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB1、B2、K、Cなどのビタミン類共に豊富です。
下ごしらえのコツ・・・板ずりをすると、色鮮やかに仕上がり青臭さが残りません。まがうぶ毛やアクが取れて歯ごたえが良くなります。いんげん独特の香りを楽しみたい場合は、板ずりせず茹でた後に塩を振ることで甘みが引き立って美味しく召し上がれます。
*引用資料:丸果石川中央青果HP、カゴメHP