2月の献立(栄養科)

2019.02.14 ブログ

2月の献立(栄養科)

今月の何の日❓

2月6日は、『海苔の日』❕❕

大宝元年(701年)に制定された日本最古の成文法典である「大宝律令」によれば、29種類の海産物が租税としておさめられていました。そのうち8種類が海藻で、海苔がその1つとして表記されています。この事から、海苔は産地諸国の代表的な産物として、大変貴重な食品であったことがうかがえます。

その価値は高く評価され、全海苔漁連ではこの史実に基づき、「大宝律令」 が施行された大宝2年1月1日を西暦に換算すると702年2月6日となるため、業界の発展祈願の気持ちを込めて毎年2月6日を「海苔の日」と定め全国的な海苔消費促進の日にしたものである。

2月6日の生産団体主催の「海苔の日」と海苔業者による2月3日前後の「節分に海苔巻き丸かぶり」のイベントが行なわれるようになり、2月3日から2月6日前後の1週間を「海苔ウィーク」として、全国各地で海苔PRのイベントが行なわれている。

ノリは海の緑黄色野菜と言われるほど栄養価の高い食品です。

海苔はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な食材で、1日に2枚程度食べると体に必要な栄養素がたっぷりととれると言われている。

*引用文献:全国海苔貝類漁業協同組合連合会、オリーブオイルをひとまわしHP

2月節分 2/1提供

2019.02.14 ブログ

2月節分 2/1提供

太巻き・稲荷寿司一つ一つ手作りしました。普段とは違った雰囲気に利用者様にも大変喜んでいただけたようでした。

おやつに上生菓子を提供。

1月の献立(栄養科)

2019.01.03 ブログ

1月の献立(栄養科)

あけましておめでとうございます。今年も一年間施設給食を通して皆様の笑顔がみられるよう、心温まる食事づくり!季節を感じられる食事!!を心がけ、皆様と「食」を通じて関わっていけたらと思っております。本年もご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

今日は何の日?

1月17日は、『おむすびの日』❕❕

1月17日は阪神・淡路大震災の日。食べ物もなく、不安のどん底にいた被災者は、ボランティアによる炊き出し(おむすび)に助けられました。この大震災での体験をきっかけに、「ごはんを食べよう国民運動」がはじまりました。いつまでも食料とりわけ米の重要性、ボランティアの善意を忘れないために、ごはんを食べよう国民運動推進協議会では1月17日を「おむすびの日」と定めました。

ふるさとのおむすびとして、全国各地様々なおむすびがあるそうです。今回は、東北6県のおむすびを紹介したいと思います。*引用文献:ごはんを食べよう国民運動HP

12月の献立(栄養科)

2018.12.31 ブログ

12月の献立(栄養科)

今年もあとわずかとなりましたね。空気が乾燥し、寒さも一段と厳しくなってきました。風邪やインフルエンザが流行しやすく、また、クリスマス、年末、年始と行事が続き慌ただしい時期です。生活リズムが崩れがちですが、朝・昼・夕と3食しっかり摂り、且つ栄養のバランスに気をつて元気に過ごしましょう!!

12月には冬至を迎えます。冬至には冬至かぼちゃを食べるご家庭も多いのではないでしょうか。そこで、今月は『あずき』と『かぼちゃ』についてお話します。

「あずき」

あずきには、良質のたんぱく質はもちろん、豊富なビタミン類(B1・B2)やカリウム、リン、鉄、食物繊維、亜鉛、ポリフェノールまで幅広く含まれています。

ビタミンB1・B2はビタミンB複合体と呼ばれ、体内で糖質(でんぷん)や脂肪を分解し、カロリーに換えるのに不可欠な栄養素で、これが不足すると体がだるくなったり無気力になったりします。ビタミンB1・B2に富むあずきは心身にとって元気の素といえます。

この他、あずきにはサポニンという独特の成分が含まれ、せきを鎮めたり、痰をとる作用、二日酔い、利尿作用によるむくみ防止、便秘、母乳の分泌増進などに効果があると言われています。

「かぼちゃ」

冬至にかぼちゃを食べる習慣は江戸時代からあると言われています。当時の冬は野菜不足となることがあったそうです。そこで夏野菜であるかぼちゃが注目されたのです

かぼちゃは長期保存でき、ビタミンやカロチンなどの栄養が豊富に含まれていて高カロリーの為、栄養不足を補うにはぴったりの食材だったのです。また、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、鉄分、カルシウム等がバランスよく含まれています。

そのため、風邪予防やガン予防、疲労回復、冷え性、動脈硬化、貧血、老化予防などさまざまな効果があると言われているのです。

また、中国では昔から小豆の赤い色は厄除けや魔除けの色と言われてきたそうです。
あずきとかぼちゃを一緒に食べることで、冬場に不足しがちな栄養素の補給源となり厳しい寒さを乗りきり、さらにしっかりと厄除けし、運気を上げるという意味で食べられている背景もあるようですね!!

*引用文献:井村屋HP・北海道食材百貨HP・これ知ってる?HP

11月の献立(栄養科)

2018.12.31 ブログ

11月の献立(栄養科)

11月11日は『ピーナツの日』!!

畑から掘り出し、自然乾燥させた新豆が市場に出回るのは、毎年11月に入ってからの時期であり、ピーナツのおいしい季節でもあるんです。 「ピーナッツの日」は全国落花生協会が昭和60年(1985)に制定したんですよ。落花生は一つのカラに2粒の豆が入って“双子”であることから、“11”が二つ重なるこの日にしました。

疲れ・老化を防止して体をイキイキさせる成分がたっぷり!

落花生は、成分の50%近くが脂質です。その脂質には不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸が多く、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、動脈硬化を予防します。 また抗酸化作用をもち「若返りのビタミン」といわれているビタミンEも豊富で、体の細胞を丈夫にして老化や動脈硬化を遅らせる働きがあります。

たんぱく質を構成しているアミノ酸には「アルギニン」が豊富に含まれていて、血流を促進し美肌効果や老化防止に役立ちます。また、丈夫な骨を作るマグネシウムやカルシウム、味覚形成に必要不可欠な亜鉛などのミネラルも豊富に含まれています。

ビタミンB群が豊富なことも見逃せません。欠乏すると食欲不振・疲労・肩こり・イライラの原因となるといわれるビタミンB1は、体の中の糖質を分解してエネルギーに変えるとき欠かせないビタミンです。ビタミンB2は「美のビタミン」といわれ、皮膚に潤いをあたえます。ビタミンB3(ナイアシン)は、肝臓内でたんぱく質・脂肪・炭水化物などの代謝を助け、二日酔いを予防します。落花生は、これからの季節をイキイキ過ごせる成分がいっぱいなのです。

煎った落花生は、独特の香ばしさがあとをひきますね。じつは、形と風味をそのまま生かして食べるのは、日本独特の食文化なのだそうです。世界の生産量の半分くらいは、搾油用。アメリカなら、なんといってもピーナッツバター! ホームドラマで登校していく子供たちのお弁当バッグには、たいていピーナッツバターをたっぷり塗ったサンドイッチが入っています。

現代は 軟らかくてあまり噛まない食事が多いのですが、落花生をよく噛んで食べることは、あごの発達や歯並びだけでなく脳の働きも良くします。食物繊維もたっぷり。 食生活が乱れがちな忙しい方や成長期のお子さんのおやつにもぴったりですね。

*引用文献:tenki.jp(HP)