令和元年7月行事食(栄養科)

2019.07.31 ブログ

令和元年7月行事食(栄養科)

7月16日 おやつに「上生菓子 ひまわり」を提供しました。

甘い物でお茶の時間を楽しみながら、暑さに負けないよう過ごしていきましょう。

7月29日の昼食は、うな丼・なすとかぼちゃの天ぷら・きゅうりとツナの酢の物・おから炒り風煮・トマト・梅干し・メロンをデイサービスに提供しました。

土用の丑の日ということで、鰻を使用し、夏の日差しと共に実ってきた夏野菜をたっぷり使用したメニューにしました。

皆さんも暑さに負けないよう一日三食しっかり食べて、食生活リズムを整えましょう!!

7月献立(栄養科)

2019.07.18 ブログ

7月献立(栄養科)

7月30日は『梅干しの日』です。

□ 梅干は古来より、朝、梅を食べればその日一日の災難を逃れることができるという意味の「梅はその日の難逃れ」ということわざがあります。

【難(7)が去る(30)の語呂合わせ】

□ 約1千年前に中国から梅が伝わり、昔の人は梅を干して薬として利用し、常備薬として持ち歩いていたようです。

これが梅干しの始まりで、日本の食文化として根付いています。

“梅は難を逃れる”→“難(7)が去る(30)”という語呂合わせから、梅干しの日になりました。

□ 今の季節は高温多湿で菌の繁殖が心配されますが、梅干しには抗菌作用があるため、食中毒予防にも効果的です。

【梅干しパワーで元気に】

□ 梅干しの酸味は、クエン酸によるもの。

疲労回復に役立ち、夏バテや食欲増進にも効果があります。

□ また、体の機能を高めるミネラルも豊富で、特にカルシウムはクエン酸と相性抜群!

カルシウムの吸収を高める効果があるので、育ち盛りの子どもたちや、骨が弱ってきている高齢者の食事には、ぜひとも梅をプラスしたいものですね。

□ 梅干しは、毎日の健康にとても良い伝統的な食品です。

塩分が気になりますが、最近では塩分5~8%の梅干しも出回っているので、自分の体調に合ったものを毎日一粒ずつ食べると良いでしょう。

*引用文献:食育ずかんHP

6月献立(栄養科)

2019.06.18 ブログ

6月献立(栄養科)

6月15日は『生姜の日』❕❕

「生姜の日」は、多くの人に生姜の魅力を知ってもらうきっかけの日として、2009年に株式会社永谷園が日本記念日協会に登録・制定。以降6月15日を「生姜の日」としている。これは、「波自加弥(はじかみ)神社」で毎年この日に執り行われる「はじかみ大祭」に由来しているという。

波自加弥神社は、石川県金沢市の北部、二日市町と花園八幡町の入会地に鎮座する香辛料の神をまつる神社である。社伝によると、奈良時代に大規模な干ばつで多くの被害が出た際、国造が波自加弥神社に社参し、37日間の雨乞い祈願をした。満願の日には近くの谷より霊水が湧き出たという。人々は干ばつでも自生していた生姜を献じて感謝の祭りを行った。この日が6月15日であったといい、はじかみ大祭の日になっている。

生姜に含まれるの栄養・効用

淡の野菜。しょうがの辛み成分であるジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンには血行促進作用、新陳代謝をアップ、体を温める、発汗作用アップの効果があります。また、強い殺菌力もあります。香り成分であるシネオールは、疲労回復、食欲増進、健胃、解毒、消炎などの効果があります。辛みと香り成分には抗酸化作用があります。老化防止、がん予防に◎

生姜の成分はカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンB、ビタミンC、E、亜鉛、ナイアシン等数多くの成分が含まれています。

*引用文献:永谷園HP、オリーブオイルをひとまわしHP、野菜を食べよう!HP

5月献立(栄養科)

2019.05.13 ブログ

5月献立(栄養科)

5月29日は『こんにゃくの日』❕❕

◇1989年(平成元年)に全国こんにゃく協同組合連合会と財団法人日本こんにゃく協会が制定。

◇日付はこんにゃくの種芋の植えつけが5月に行われることと、「こ(5)んに(2)ゃく(9)」と読む語呂合せから。また、本格的な夏を迎える前に、こんにゃくの効用や機能性を再確認して健康に過ごして欲しいという願いも込められている。

☆こんにゃくパワー☆

■こんにゃくはメタボリックシンドロームの救世主!

こんにゃくは、ヒトの消化酵素で消化されない食物繊維のグルコマンナンが多量の水分を取り込んで凝固した食品なので、カロリーがほとんどなく食物繊維が豊富なことから、昔からいい伝えられてきた整腸作用、便秘解消だけでなく、現代人の悩みである肥満や生活習慣病の予防・改善などメタボリックシンドロームに役立つことが明らかになっています。

■ こんにゃくは肥満防止に最適

よく噛んで食べると、脳の視床下部にある「満腹中枢」が刺激され、腹八分目の食事で満足感が得られ、食べ過ぎを防ぎます。 これには、やわらか過ぎず、かた過ぎず、弾力性と歯ごたえがあり、プリプリとした食感をもち、味しみがよいこんにゃくが、最も適しています。こんにゃくは、噛めば噛むほどおいしく、ゆっくりと食べるのに好都合なのです。 また、こんにゃくを料理に使うことで、カロリーを上げることなく、料理のかさを増やしたり、品数を多く出来るので、肥満防止に最適です。

■糖尿病などの予防にも

ブドウ糖を摂取すると、血糖値とインスリン濃度は増加します。こんにゃくは血糖値を上げるブドウ糖を含んでおらず、かつ、低カロリーで食べ応えがあることから、糖尿病のリスクファクターである過食によるカロリーの摂り過ぎや肥満を未然に防ぐ効果もあります。

■ こんにゃくがコレステロール値を正常に保つのは本当?

-高すぎても低すぎても困る血中コレステロール-

こんにゃくは、ほとんどが水分の固形物で低カロリー食品のため、満腹感を得ながらも、全体の摂取カロリーをダウンさせることが可能です。 また、肝臓はコレステロールから脂肪の消化・吸収を助ける胆汁酸を合成、腸へ排出、また、腸から胆汁酸を再吸収して合成・排出を繰り返します。胆汁酸がこんにゃくに吸着されて外部への排泄物が増加すると、肝臓は補給のため血中のコレステロールから胆汁酸を合成するので、血中コレステロール値の異常な上昇が抑えられます。

■こんにゃくが便秘によいといわれる理由は?

-便秘を解消し、おなかすっきり-

こんにゃくは、グルコマンナンが水分を多量に取り込んで凝固した不溶性食物繊維で、小腸で消化されず固形物のまま大腸に達し、カサを増してやんわりと大腸を刺激して、排便反射を高め、おなかをすっきりさせます。

*引用文献:日本こんにゃく協会HP・雑学ネタ帳

4月献立(栄養科)

2019.04.11 ブログ

4月献立(栄養科)

今月の何の日(・・?

4月3日は『いんげん豆の日』です!!

いんげん豆を中国から日本へ伝えたとされる隠元禅師が1673年(延宝元)4月3日に亡くなり、それにちなんでこの日をいんげん豆の日としました。

隠元禅師は1654年に中国から招来され京都・宇治に萬福寺を創建し、いんげん豆を普茶料理(ふちゃりょうり)、いわゆる精進料理に使う材料として普及させました。

いんげん豆は若いサヤごと食べるものと、完熟した豆を食べるものがあり、白いんげん豆やうずら豆、とら豆はいんげん豆の仲間です。さやいんげんは味にくせがないので幅広く料理に使えたり、ちょっとした彩りにしたりなどとても便利な野菜です。種をまいてから3度収穫できることから三度豆とも呼びます。

栄養素のポイント・・・いんげんは、緑黄色野菜に分類されます。カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB1、B2、K、Cなどのビタミン類共に豊富です。

下ごしらえのコツ・・・板ずりをすると、色鮮やかに仕上がり青臭さが残りません。まがうぶ毛やアクが取れて歯ごたえが良くなります。いんげん独特の香りを楽しみたい場合は、板ずりせず茹でた後に塩を振ることで甘みが引き立って美味しく召し上がれます。

*引用資料:丸果石川中央青果HP、カゴメHP